ペーストとグリッドを分離する機械

ペーストセパレーターは、鉛蓄電池メーカーがプレート製造工程で発生するスクラッププレートをリサイクルするための専用装置です。

1. 装備構成：
この装置は、ペースト分離システム、鉛ペースト粉砕システム、集塵・リサイクルシステム、廃棄物グリッド排出システム、鉛粉末自動計量装置、電気制御システムの6つの部分で構成されています。

2.動作原理：
廃板はコンベアベルトでペーストセパレーターに送られ、上下のステンレスシャフトローラーで転がされ、ステンレス振動スクリーンを通過して鉛ペーストとグリッドが完全に分離されます。廃グリッドは廃グリッド収集バッグに送られます。鉛ペーストは排出口からグラインダーのホッパーに直接入り、グラインダーの遠心力で鉛ペーストが粉末に変わり、メッシュサイズより小さい粉末はグラインダーの風圧の作用で集塵リサイクルシステムに運ばれます。収集ボックスに入った後、自動的に計量されます。

3. 主なパラメータ:
1. 機器設置の最小寸法：（長さ）3500×（幅）1700×（高さ）2600
2. 総電力：10.2KW
3.作業効率：100〜150kg/h（粉末出力）
4. 鉛粉の細かさ：60～80メッシュ
5. 加工サイズ：70mm*44mm--470mm*210mm

4. 電気サポート：
1. 3相4線380V電源キャビネット*1、60A回路ブレーカー*1。
2. 圧縮空気源*1用の10mmインターフェース、圧力は6Mpa以上です。
3.環境保護排気管インターフェース*1、パイプ径は250mmです。

5. 機器の操作手順:
1.電子スケールの画面で必要な計量重量を設定します。
2. 粉末収集ボックスのドアを開き、粉末出口の真下に空の酸化鉛貯蔵および移送ボックスを置きます。
3. 廃棄物グリッド排出機の排出口の下に廃棄物グリッド収集バッグを置きます。
4. 環境保護集塵機をオンにし、タッチスクリーンをクリックして自動モードを選択し、スタートボタンをタップします。
5. 処理するプレートをコンベアベルトに置き、ペーストグリッドセパレーターに入ります。（プレートは平らに置くだけで、積み重ねないでください）
6.重量表示灯が点灯（オレンジ色）したら、給餌機は作動を停止します。粉末収集ボックスのドアを開け、酸化鉛が入った保管・移送ボックスを取り出し、新しい空のボックスに入れ、ドアを閉じてリセットボタンスイッチ（緑色）を押すと、機械は再び正常に作動します。
7.計量表示灯が点灯しているとき（オレンジ色）にこの操作を繰り返します。

6. 設備の保守・メンテナンス：
1. グラインダーの内部キャビティは、機器の通常の操作中に 4 時間ごとに清掃する必要があります。清掃方法: グラインダーキャビンを開き、ブラシまたは掃除機を使用してスクリーンメッシュ上の繊維やその他の不純物を清掃します。
2. 機器の正常な動作中は、グラインダーの供給ポートの不純物を 1 時間に 1 回清掃し、供給ポートが詰まっていないことを確認する必要があります。
3. 装置の集塵システムを4時間ごとに清掃します。